2009年08月12日

自動車部品工場

部品工場ではエンジンのピストンの一部を作る部署に回された。

結構年齢層も低く北海道を筆頭に沖縄や鹿児島、四国などから来るカッペが多く、ヤンキー全盛期の頃の様な殺伐とした空気があったが…
空気だけであった。
実際喧嘩を売ってくる奴など居なく、影で悪口を言われていたみたいだが全然気にならなかった。

三ヶ月位話す友達もいなく、ずっと本ばかり読んでたある日…いきなり友達が出来た。
奄美大島のカッペだった。
車で本屋など色々な所に連れて行ってやったりした。

ある日、武生の街中(って言っても田舎だが)を走ってたら…
小さな古ぼけた楽器屋を見つけた。

とりあえず入ってみた。
楽器など弾くつもりは全然なかったが、店のオヤジが弾いてみろと煩いのでゼマティスのコピー品を弾いてみた。
…が

普通だった。

『これって確か高いんすよね?』
オレはオヤジに尋ねた。
『ウン、それ十二万だね』

バカか…

呆れてるとオヤジはフェンダーUSAの既製品テレキャスターを出して来た。
テレキャスターはキースの影響で好きだったし、ジャパン製だが自分でも実家に置いたまんまだった。

オレはテレキャスターを弾いてみた
…が粗悪品?
なんかテレキャスターっぽくない普通の音がした。
やっぱ、こんな田舎のオヤジじゃ楽器の事なんかわからんな〜と思い店を出ようとした所

オヤジは…


オレの運命を変えるギターを出して来た。
[1-7]


←前へ|次へ→
序章TOP
ブログランキング・にほんブログ村へ



TOP
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。