2009年08月17日

さよなら福井

普通の生活に戻り、寮〜会社の行き来と レンタルやブックオフ通いが日課となり、寮でギターを弾く生活になった。

これはこれで特に問題は無かったのだが、バンドをやるとなると、スタジオまで40Kの道程と、メンバー探しに苦労するなと思い出していた。
まず散々探したが、福井にはネットカフェなんて一つも無かった。
それだから、楽器屋の貼り紙やプレイヤーなどのメンボがある雑誌を頼ったが、同じ県からの募集など ほとんど居なく、居ても音楽性が合わない等、地元外の奴がバンド活動するには少し難しいぞと思い、会社を辞めるか異動させて貰うしかないと思い出した。

そして、その月の給料が出たが…
余りの給料の少なさにオレは激怒し、責任者の所へ怒鳴り込んだ。
そしたら…
『ごめん、計算間違いだった。本社に連絡してすぐ振り込ませるよ』
と言われたので、その場は引き下がったが…
振り込まれた残額は二千円ばかしだった…
オレの予想と10万位違う給料に納得がいかず、もう一度責任者の所へ行き話しを聞くと
『半年以上働くと給料が下がる』
と言うホントに馬鹿げてて、ふざけた話しを聞かされた。

もう迷いは無かった。

先輩に借りてた金を返し同じ職場の正社員に
『明日帰ります』
と伝え、その日の仕事だけは こなした。
そして仕事が終わり、寮に帰ると早々荷物をまとめ車に積んだ。
その時、前述の喧嘩した奴と会って、オレの事を怪しんでいたが、構わず無断で寮を後にした。
下で東京方面に向かい、夜には名古屋に着いた。
その途中、派遣会社の責任者や寮長、その手下どもから電話が鳴りまくっていたが、出る気など全然なかった。

こうしてオレは福井に別れを告げた。


序章 終わり
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