2009年09月04日

初スタジオ

初スタジオ入りの日が来た。
大宮が皆の真ん中ら辺で調度良かったが、誰も大宮のスタジオを知らなかったので、オレが知ってるスタジオが朝霞台にあると言う事で そこを予約した。

そして当日…
何故だかアナムが迎えに来た。
オレ等は、朝霞台に向かい未だ見ぬコタローを待った。
コタローを待つ間、オレはアナムが御馳走してくれたビール3本を空け調子良くなって来たが、アナムは1本で調子が悪くなった様だ。
『無理して飲むことないのに…』
オレは思ったが、アナムは まだ若い。
酒や薬を、やってこそパンクロッカーなんて想いだったのだろう。

そしてコタローが現れた。
三人初顔合わせである。

オレはコタローに
『ヨロシク!まぁ一杯やってくれよ!』
とビールを奨めたが

『悪い、オレ呑めないんだわ』

お〜(T_T)

アンタも駄目なのかよ〜
まぁ…仕方ない。
オレは、こんなメンバーが酒を呑めないバンドは初めてだったので、少し残念だった。

『じゃあ行ってみようか』
スタジオに入った。
セッティングしてると、何故かアナムがギターアンプにシールドを突っ込んでるのに気が付き
『それギターアンプだぜ。ベースアンプはそっちだよ』
と、教えたがアナムは
『いいんだ〜オレ家じゃギターアンプ使ってるし』
…まぁいいやwと思った。

そして、コタローもセッティングが終わって、いよいよ音出し…
あれっ?
『そーいや誰ボーカルやる?』
決めてなかったのだ。
とりあえず、オレはチャイニーズロックしか歌えないって事で、他のはアナムがボーカルをやってくれる事になった。

そして一発目…

アナーキーインザUKだった。

コタローのカウントで入った。

1,2,3,4

『ジャジャジャジャジャジャジャーン!!!』

音を併せた瞬間

やばい。パンクだ!

もう何も考える事はなかった。

ひたすら思い切り弾いた。

ひたすら叫んだ。

ミスなど関係ないと思えた。

ただ思い切り やりたいだけだった。


まだ名前は決めてなかったが…

NK SMITH

誕生の瞬間である。

皆の感触を確かめた。
『いいんじゃないの!』
そして、その勢いで三曲を繰り返した。
皆やって行けると感じたみたいだった。
この日は初顔合わせだったし、レパートリーも少なかったが、次のスタジオでやる曲を10曲位決め、スタジオをあとにした。
帰りの方向が途中まで一緒のアナムに感想を聞いてみた。
『凄いバンドになるぜ!』
興奮気味だった。
オレも興奮気味だった。
走り出したら止まらない。

そんな感じだった。
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