2009年09月15日

テンションだけは高い今井

時間になり開場した。

オレの、この日の酒量はビールだけだが10リットルを越えてたであろう。
だから、自分の出番まで何をしていたか、ハッキリは覚えてはいない。
ただ…
アナムと一緒になって盛り上げに廻ってた、と言うより騒いでいただけである。
他の出演者達には迷惑な連中と映っていただろう。

そして、出番一つ前のバンドになりオレ等は皆控室に入った。
アナムは震えていた。
『緊張するな〜』
アナムは、いつもライブ本番前は緊張で震えてしまうのだ。
一度ステージに上がってしまえば、そんな仕草は全く見せる事はないが、この時は初ライブで、そんな事は わからなかった。

オレは
『大丈夫だよ。気楽に行こうぜ』
そうアナムに声を掛けたが…
今井が楽屋に入って来て突然言い出した。
『皆、そんなんで大丈夫なんかよ!』
オレは今井の頭を思い切り叩いた。
『お前こそ大丈夫なんかよ!』
とりあえず黙らせたが、今井のテンションも上がりっぱなしで、そわそわしながら
『円陣組みましょう!』
『はぁ?』
仕切り屋の血が騒ぐのだろう。
しょうがなく、今井の くだらん円陣に付き合ってやり、オレ等の出番が来るのを待った。

そして出番が来た。
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