2009年10月25日

コタロー恐るべし!

イベントは始まった。
オレ等とスラッガーズ以外は全部10代のバンドだった。

1番手 NOFFY
NO FUTURE FOR YOUと言うバンド名が示す様に ピストルズの影響を受けたバンドだ。
Never Mind the Bollocks Here's the Sex Pistols

Never Mind the Bollocks Here's the Sex Pistols

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Virgin
  • 発売日: 1986/10/01
  • メディア: CD


だが、可哀相な事に全く盛り上がらなかった。
途中ハイスタのカバー等もやってて世代の違いをオレは感じた。
メイキング・ザ・ロード

メイキング・ザ・ロード

  • アーティスト: Hi-STANDARD,Hi-STANDARD,難波章浩,GOATEE,横山健
  • 出版社/メーカー: PiZZA OF DEATH RECORD
  • 発売日: 1999/06/30
  • メディア: CD


やはり、若い世代にはハイスタ等メロコアも普通にパンクなのかな?と。
ピストルズの影響を受けていても、オレ等とは基本的に違うなと感じた。
国分寺系のバンド全部に言えた事だったが、オレとはパンクやロックンロールの解釈が違った。
それはオレがロックンロール畑出身だったかも知れない。

そして2番手ラモーカーズ。
この日出演バンド中、1番若いバンドであった。
この時は学校の先輩後輩関係でもあったらしく、なんか萎縮してた様に思えた。
この数カ月後、1stアルバム発売や『超国分寺伝説』出演など短期間で成長を見せる事になる。
Image008~01.jpg

オレもよくライブを見に行ったが成長したと思う。
この日の出演バンド中、唯一パンクを名乗っていなかったが、オレ等とは1番音楽性が近かった。
ルースターズカバー等をやっていて、ルースターズ好きなリンチャンを喜ばせていた。

THE ROOSTERS+a-GO GO

THE ROOSTERS+a-GO GO

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1987/09/01
  • メディア: CD


ちなみにオレは、そんなにルースターズ信者ではない。
中学生の頃LPを持っていたし、全盛期から少し後だったが、リアルタイムで聴いて来たから好きは好きだった。
が、もっと好きなバンドはいたし、今でも大好きと言うレベルではない。

話しはズレたが、この時のラモーカーズは良いバンドになる予感は余りなかった。
だから、この後の成長振りには驚きだったw

そして3番手オレ等。
オレに緊張は余りなかった。
アナムはいつも通り緊張してた。
でもステージに出るまでだ。

セッティング終了して、いきなり
BORN TO LOSEを始めた。

オレ等は…
この時、この次もだがSEと言うものを使ってなかった。
てより、使う気がなかった。
いきなり始めるのがオレ等スタイルだった。
が、後々やっぱSEはあった方が良いと言う話しになり、導入する事になる。

BORN TO LOSE
CHINESE ROCKS

ジョニサンのロックンロールナンバーをやり、3曲目から
今井の別荘
アタックNo.1
DOWN TO HELL
ボーダーライン
関係ねー
と徐々にスピードアップする様にセットを考えた。

オレは体調不良もあり、暴れ回る様な事は出来なかったが、アナムは客中に飛び込む程に煽りを入れていた。
しかし、前の平井ではベースの音が途切れても、ほとんど気が付かなかったのが…
ここでは とても目立った…
その様な状態だから、オレとコタローには演奏に集中しなきゃと言う負担が増えた。

だが、アナムの煽りはライブハウスの雰囲気を一変させ、モッシュが起こる程、盛り上がっていた。
そして、ラモーンズナンバー4曲連続で畳み掛けるツモりだった。

が!

コタローのカウントから"KKK"に入ったのだが…

やたらドラムが速い…

オレとアナムは顔を見合わせ混乱した…

えっ?こんな速いの?!

倍速位のスピードだ…

だが、オレは冷静になってみた。

1曲飛ばしてるじゃん!!

コタローは次の曲
"SHEENA IS A PUNK ROCKER"をやっていたのだ!

オレは、曲を止める訳には行かないので、途中から強引に曲をKKKからシーナに切り替えた。
そしたら、アナムも気が付いた様で、オレに着いて来てくれた。
そこで、オレは歌い出し、何とか混乱は収まった。

だが、オレの目の前に居たリンチャンや他の客にも、一瞬だが混乱が伝わってしまった様だった。

コタロー恐るべし!

であった…

曲飛ばしは この時だけであったが、コタローは練習では完璧なドラムを見せるが、本番で有り得ない凡ミスを連発させる事となる。
だが、何とか想像以上の盛り上がりを見せ、次のスラッガーズにバトンを渡せた。
ライブが終わり楽屋に引っ込み、とりあえずオレとアナムでコタローに駄目だしをした。

KKK!!!


コタローは『すまん^^;』と言って笑ってごまかした。

ちょっと問題のあるバンドだったら殴り合いになっても、おかしくはないミスだったが、オレ等は終わった事を、いつまでも気にするバンドでは無かったし、皆仲良しだった。

そして、楽屋から出て見に来てくれたリンチャンや千葉君と一緒に後続のバンドライブを見ていた。
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